モダンな店構え、店内にはジャズが流れるオシャレな蕎麦屋さん。店長のご出身地「新潟」を、お料理やインテリアの随所に感じることができます。消費者として厳しい感覚をもつ主婦層から人気の火がついたお店というだけあって、お店づくりに並々ならぬこだわりを感じさせます。
人気の理由
上品な布海苔そば
ご店主たちの出身地が新潟県魚沼地方(堀之内町)だそうで、おそらく「布海苔そば※1」をあつかうお店なのではないかと思います。へぎ蕎麦のようなコシの強さがありますが、細切りなのでとても食べやすいです。※2
辛汁(つけ麺用の汁)は、上品な蕎麦と布海苔の風味を活かすためでしょうか、クセがなくてあっさりしています。
もとは増田屋でしたが、2006年に店名も新たにリニューアル。そのときにお蕎麦も汁もすべて新たにしたそうです。一大決心の方向転換だったそうです。
(※1)布海苔そば:つなぎに布海苔(ふのり)をつかっているお蕎麦。片木(へぎ)と呼ばれる四角い木枠の器に小分けに盛り付けられている「へぎ蕎麦」がその代表格。ちなみに、へぎ蕎麦は新潟県魚沼地方が発祥。
(※2)本場のへぎ蕎麦が好きな方にとっては、歯ごたえや風味が上品すぎるかもしれません。ターゲットを中高年層にしぼっているそうで、全体的にただよう上品な感じはそのためなのかもしれません。
おすすめの品
ランチは、お蕎麦付きの丼物セットがおすすめです。天丼(1,000円)、日替わり(900円)、親子丼(800円)。お米は、JA北魚沼から直接仕入れた「魚沼産コシヒカリ」を使用しているそうです。
夜ならお酒のおともに、挽きたて、打ちたて、ゆだたての「みたて蕎麦(1,500円)」と「天麩羅盛り合わせ(1,600円)」をまずご賞味いただきたいです。
モダンな雰囲気
とにかくキレイなお店です。お蕎麦屋さんには珍しくジャズが流れていて、和風なバーカウンターもあり、夜がまたいい雰囲気で落ち着きつきます。
鮮やかなオレンジの衣装の女性店員さんたちのキビキビした接客が気持ちがよく、居心地のよさをさらに引き立てます。
洗面室には、全面鏡、消毒液、綿棒、楊枝まで揃えて女性客を意識。竹、すだれ、小さな生花など、店内の装飾はできるだけ本物をつかっているそうで、店長のお店に対する並々ならぬこだわりが随所にみられます。
主婦層(中年女性客)から人気がではじめたそうですが、今では、若いカップル、サラリーマン、家族連れ、お年寄りの夫婦とお客さんの層がとても広いです。
関連情報
「ほりのうち」とは関係ありませんが、有名な新潟の蕎麦屋さんをご紹介します。
そば処 中野屋
ウィンター・スポーツ愛好家のあいだで有名な新潟のお蕎麦屋さん。ここで「へぎそば」にはまる人が多いです。新潟へいく機会がありましたら是非お立ち寄りを。
- 越後湯沢本店
- 住所 : 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2-6-3 (上越新幹線越後湯沢駅・東口から徒歩1分)
- 電話 : 025-784-3720
- 時間 : 11時~20時(L.O.20時)
- 座席数 : 70席
- 駐車場 : 13台分
- 定休日 : 木曜日(要確認)
- 塩沢店
- 住所 : 新潟県南魚沼市南田中534-89
- 電話 : 025-778-3113
- 時間 : 11時~20時(L.O.20時)
- 座席数 : 70席
- 駐車場 : 有
- 定休日 : 火曜日
- WEB : 中野屋のホームページ