ファンが多い神奈川のお店
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大久保商店


掲載日:2012年01月14日

 

高座豚ブランドの生みの親ともいえる大久保泰次氏が創業の精肉店。このお店の人気商品で、かながわの名産100選にもあげられる「豚みそ漬」をご紹介。秀逸な味わいがクセになります。

豚みそ漬

人気の理由


おすすめの品

高座豚を特製味噌に漬け込んだ「おおくぼの豚みそ漬」は、かながわの名産100選(加工食品の部・No.32)にもあげられる人気の商品です。

製造から7日目がほどよい漬かり具合で食べごろ(ごはんが進む進む)。7日以降になると味が強くなるので酒の肴によく合います。

合成添加物(化学調味料、発色剤、結着剤、防腐剤、増量剤)は一切使用せずに徹底した鮮度管理をしているので、素材の美味しさそのままを堪能できます。

【調理方法の注意】
説明書の調理方法によると、「肉についている味噌を箸でさっと取り除き、フライパンにアルミ箔を敷いて少量のサラダ油を入れ、ふたをして中火でじっくり焼く」とのこと。確かに、「アルミ箔」と「中火」はお肉をやわらかくいただくための最大のポイントだと思います。素人が直接フライパンで焼くと、肉が硬くなってしまうのでご注意ください。

高座豚について

高座豚とは、神奈川発祥の豚の優良種。薩摩黒豚と並ぶブランドとして評価をえていましたが、肥育がとても難しいため「幻の豚」といわれています(※)。いま一般的にいわれる高座豚とは、これを肥育しやすいように交配・改良された新種(新生高座豚)で、生産農家の大変なご苦労があったそうです。

肉質がきめ細かくて、とてもジューシー。さらっと溶ける良質な脂身はコレステロールも少なく、ほのかに甘くてまろやか。旨み成分(遊離アミノ酸)も豊富に含まれています。

ほとんどの高座豚は、ハム、ソーセージ等の食肉加工品や、ごく一部の飲食店に卸されるのみで非常に貴重です。農林水産品の部(No.29)でもかながわの名産100選にエントリーされています。

(※)高座豚の純粋種は、10頭生まれても1頭、多くて2頭ぐらいしか育たず、しかも通常の倍も日柄がかかる貴重な種です。

来店時のアドバイス


  • 日曜日はお休みです。
  • 特売日は、金曜と土曜です。
  • 「焼き豚」も人気があるそうです。
  • FAX注文でお取り寄せもできます。注文表はこちら

豚みそ漬の価格(税込?)は以下のとおりです。1枚は約100グラム。10枚までは1枚あたりの単価525円。15枚以上になると単価が下がるのでお得です。1枚つづのバラ売りもしています。

  • 5枚(化粧箱)・・・ 2,625円(@525円)
  • 6枚(化粧箱)・・・ 3,150円(@525円)
  • 7枚(化粧箱)・・・ 3,675円(@525円)
  • 10枚(樽入り)・・・ 5,250円(@525円)
  • 15枚(樽入り)・・・ 7,350円(@490円)
  • 20枚(樽入り)・・・ 9,450円(@472.5円)
  • 22枚・・・・・・10,000円(@454.5円位)

関連情報


大久保商店とは関係ありませんが、高座豚つながりのお店をご紹介します。


肉の太田屋

大和市で有名な精肉店。当サイトでも紹介している「ホルモンセンター 天狗家」はこちらのお店からお肉を卸しているそうです。
太田屋では、幻とまでいわれた「純粋の高座豚」を生産農家と協力しながら2年の試行錯誤のうえ商品化にいたりました。その名も「こだわり豚(高座豚・厳選黒豚)」。豚肉でこれ以上の品質は望めないとのことです。